こんにちは!慢性膵炎ブロガーかえで(@marro_n0109)です♡(・ω・*)
この数年、20代後半はずっと具合が悪いことが多かったのですが、昨年は特にひどく今年になって爆発するような形で慢性膵炎にガクッと倒れました。
2018年3月に診断結果『慢性膵炎』がでてから、11月までの約半年間がほとんど寝たきりの生活になり辛かったです。
これを読んで病気のひとは無理せず思いっきり休んだ方がいい!ってことが伝わったらいいな
そんなちょっとした闘病の話ですが慢性膵炎のひとも、そうでないひともぜひ読んでください。
Contents
慢性膵炎の症状と実際にあった誤診について
何が辛いってほとんど1日を部屋の中で、ベッドの上で過ごすことが辛かったです。
起き上がっても具合が悪くて、内臓が重くてひどい猫背になってそのままダルくなって、すぐ倒れこむように寝てしまう状態でした。
何の病気なの?
慢性膵炎とは膵臓(すいぞう)の病気のことです。
膵臓が自らを消化することで炎症がおきます。
どんな症状なの?
- 背中の痛み
- 吐き気または吐く
- 腹痛
- 胃のあたりが気持ち悪い
- 下痢、脂肪便がでる
- 痩せる
などです。背中の痛みがない場合があったり、寝違えたような、こっているような弱い痛みの場合もあります。
脂肪便というか、ひどいとゲルのような茶色いものが出てきたりもします。
慢性膵炎ガイドのホームページにさらに詳しく載っているので、よければ参考にどうぞ。
誤診されやすい
慢性膵炎の一般的な症状は、胃炎にもすごく似ているんです。
というか症状が同じで、唯一の違いは「背中の痛み」があるか、ないかぐらいです。
この「背中の痛み」について、お医者さんによっては「背中にかすかな痛みや、こったような痛みなどないですか?」と聞いてくれる場合もありますが、普通に聞かれると
痛くないです
と答えてしまい、膵臓の病気に気づくのが遅くなります。私はこのパターンでした。
下痢の症状などもあったのですが、ストレスからころころした便もでていたためストレスでころころ便と下痢を交互にしていると誤診されていました。
もちろん、実際にストレスでどちらもあったこともあり、まったく関係ないわけではないのですが。
そして、実際に胃炎にもなっていたのです。膵臓にもストレスの魔の手が来ていたのに。
なので、余計に私は慢性膵炎の発見が遅れました。
症状がでてから2〜3年経って、かなりひどい状態になってから私の慢性膵炎は発見されました。
胃炎だけど、薬が効かないときもあって体がだるくて立つのがやっとのときも多くて体がとにかくおかしいと思い病院も4〜5件まわりました。
慢性膵炎とわかる前はどんな症状がでてたの?
診断が出る前と出た後では、症状は同じですが重さが違いました。
それについて話していきたいと思います。
こんな症状がでていた
慢性膵炎の診断が出る前の2〜3年前からあった症状はこんな感じです。
- 背中の痛み(結構痛い時もあったが痛みがないことがほとんど)
- 腹痛
- 小麦粉類を食べたあと腹痛
- 吐く
- 下痢
- 胃のあたりが気持ち悪い
- よく胃炎になる
- よく吐き気止め入りの点滴を打つ
- 猫背がひどい
小麦粉類を食べたあとに腹痛が起きるのは、小麦粉が使われてるのがピザやパスタ、お好み焼きが多く油が含まれていたからなんですね。
膵臓が病気だと油がうまく消化できなくなり、腹痛や下痢の原因になります。
猫背になるのは内臓の調子悪くて、かばおうとするのと気持ち悪いのが猫背になったほうが楽になるからです。
1年前からの症状
- 腹痛
- 小麦粉類を食べたあと腹痛
- 吐く
- 下痢
- 胃のあたりが気持ち悪い
- よく胃炎になる
- よく吐き気止め入りの点滴を打つ
- カフェインを飲むとすぐ胃痛がしたり吐く
- ラーメンを食べると貧血のような症状がでて倒れそうになる
- 体がとにかくおかしくて病院に行きまくる
- 休日はだるくて寝るだけになる
- 整体に行っても猫背が治らない
慢性膵炎と診断される1年前は、かなりひどかったです。私は趣味がアウトドアで旅行やおでかけが大好きで休みの日は必ず出かけていました。それが具合が悪すぎて出来なくなりました。
平日の仕事中も吐くときがあり、早退や遅刻、欠勤もよくしていました。土日はとにかく体が重くてだるくて寝ていることが多くなりました。
仕事に支障がでるのが困るので、4〜5件は病院をまわりました。けれど全て胃炎の誤診が出たのです。ただ、確かに胃炎も起こしていたので薬が効く時と効かない時があったのです。
慢性膵炎の診断がでて辛い日々が待っていた
慢性膵炎と診断された日のことは忘れません。
前日にラーメンを食べたら貧血で倒れそうになり、その2〜3時間後から下痢というか茶色のゲルが3時間置きくらい朝まで出続けました。
膵臓が悪くなると、胃と腸に関係してくるのです。なので、膵臓が原因で急性腸炎を起こしていました。
急性腸炎を起こして、その原因を調べたところ「慢性膵炎」とようやく診断がおりました。
この2〜3年ずっと原因不明のだるさに襲われていたので、原因がわかったときは「解放された」気分でした。ようやく原因がわかったことがとても嬉しかったです。
原因がわかる前は「自分はダメ人間なんじゃないか、けど、体が本当におかしい」とすごく悩んでいました。病院を4〜5件まわっても発見されず原因不明で泣いていました。
病気を受け入れられない
原因がわかってからが本当の戦いでした。
膵臓の炎症が続いてまったく働けなくなってしまったのです。
貯金も医療費にどんどん使っていくので生活が困窮して、生活保護まで検討することになりました。実際に役所に行ったところ生活保護の対象になるとも言われました。ギリギリのところで両親から医療費と薬代を3・4ヶ月分だけ援助してもらえることになり生活保護は使わずに済みました。
本当の戦いって何が?と思うと思うのですが「自分のこころ」との戦いでした。
最初はすぐよくなるものだと思っていました。2ヶ月、3ヶ月してもいっこうに具合はよくなりません。
半年経っても。
そうすると、次はどんどん心が病んできます。
自分がダメな人間って認めるようで嫌で無理して月に2回働きました。
2回は少なすぎますが、当時の私にとってはかなり無理をしていたことだったのです。
毎日「働きたい」ってことばかり考えていました。
せめて勉強がしたいとも思いましたが具合が悪く集中できず座っているのも辛くて寝ていることが多くなりました。
もともとストレスが原因でなった慢性膵炎だったので、自律神経が乱れていたので乱れを治すためにも睡眠をとることは良いことだったのです。
とお医者さんから言われていました。けれど、ずっと寝てばかりいる自分を受け入れることができませんでした。
診断から8ヶ月経った2018年11年の自分が、診断を受けた日から半年目までの自分に言いたいことは
「無理して働かなくていいんだよ。ずっと休んでていいんだよ。焦らないで大丈夫だよ。」
と伝えたいです。「ゆっくり、ゆっくりでいいんだよ」って伝えたいです。
慢性膵炎になって半年以上経って思ったことは、休むならとことん休んでもよかったな
とゆうこと!働かなきゃと思って無理して月2回働いたけど今、思えば具合悪いんだから無理せず、時間の無駄とか精神的にも追い詰めずにただ休めばよかったなあと思った。
過去の自分に伝えたい。
— かえで@45kgにする! (@marro_n0109) 2018年11月21日
とはいえ、診断を受けてから半年までのあいだに大腸検査をしたり、生理が止まったり、肝臓の検査をしたりと色々あって人生の無駄遣いをしているように感じていました。
慢性膵炎の診断から8ヶ月たった今の様子をブログにつづる
8ヶ月経ってようやく少し働けるようになりました。週3回6時間程度ですが、とても嬉しいです。
早く週5日8時間働けるようになったら嬉しいですが、半年間のあせって無理をしてしまった時期を思い出して、今はあまり無理はせずに着実に進んでいこうと思います。
慢性膵炎って内臓の病気になってから月に2回働くのが、やっとだった。
その2回すら途中で早退したり。。辛かった。今週はすでに2回働けたので、すごい嬉しい。この調子で体を良くしていきたい。
— かえで@45kgにする! (@marro_n0109) 2018年11月20日
基本的に完治はしない病気ですが、私と同じように頑張っているひとがこれを読んで励まされたなら嬉しいです。
そして慢性膵炎を知らない人もこの記事をキッカケに知ってもらえたなら嬉しいです。
以上、慢性膵炎と戦うブロガーかえで(@marro_n0109)でした♡(*・ω・*)
はじめまして。
慢性膵炎お辛いですね…
私も先日、エコー検査と血液検査で慢性膵炎の疑いがあると言われました。
今度再検査しに行きます。
体の疲労感がひどく、働くのも難しい状況なので落ち込んでますが、かえでさんのブログを拝見して少し救われました。ありがとうございます。
無理せず、少しずつ体調を整えていきたいと思います。
まこさん、はじめまして。
今日コメントに気づいたので返信が遅くなりすみません(´・ω・`)
体の疲労感がひどく辛い状態、すごくわかります。
私も昨年1年近く働くことが難しかったです。
点滴などをしていくうちに、今年2月からは、週5で働けるようになりました。(月2回くらい欠勤してしまいましたが)
もしも慢性膵炎までいかなくても、膵臓がダメージを受けていると
かなり体の状態が辛いと思います
お互い無理せず、あせらず
体調を整えていけたらいいですね(*´•ω•`*)
また何かありましたら、ぜひメッセージください(´・ω・`)
情報交換などもしましょう(´・ω・`)!
はじめまして。
私は22の頃から慢性膵炎で闘病して今年で5年目になります。
本当にマイナーな病気な上に基本的な治療は保存療法しかなくて、制限も多いのでかなり辛い病気ですよね。特に飲み会とかお酒好きなので周りが飲むと飲みたくなっちゃいます(´×ω×`)
私の場合は1.2mmの膵石が出来て痛みも酷かったので、砕石術をうけました。治療後1年は痛みや不調もなく過ごせたのですが、最近新しい職場に務めてから症状が酷くなりました。
痛み止めとかは座薬がよく効きますよ。
それが効かなくなるとやばいかな?と思って病院に行きます。
と言っても、田舎なのでかかりつけの大きな病院で、専門の先生も週一しか来ないので痛みや吐き気を我慢する他ないです。
病気と上手く付き合っていくのは、難しいですが、お互い頑張りましょう!!
このブログで慢性膵炎のこともっと知ってもらいたいですね。
りかさん、はじめまして。
慢性膵炎闘病5年目ですか・・・!!
めちゃわかります。私もカクテルとか甘いワインが好きで飲み会のときが辛いです。
「そうはいっても居酒屋のカクテルならアルコール薄いし2杯ぐらいならいいでしょ?」と思って飲んだら翌日病院にかけこんで点滴!を懲りずに何回かやってました(T_T)
最近はかなり反省して断酒してます
慢性膵炎はマイナーなうえに発症するのは高齢の方が多いのですよね。。
食事制限は、もともと私はピザ、ラーメン、フライドポテトという油ものが大好きなので食べれないのが辛いです。
お医者さんに「最近調子もよさそうだし、1ヶ月に1回ならラーメン食べていいですよ。事前と食事後に薬を上限まで飲むならOKです」と許可をいただいて
ラーメン食べたあと薬を飲んだのに翌日病院にかけこみ点滴でした(^^;
慢性膵炎って病気にまだまだ慣れません。
りかさんは慢性膵炎でもすこし重めのほうなのでしょうか?
私は軽いほうみたいで、痛いときは薬を多く飲んで寝る!って感じです。
ちなみにりかさんが慢性膵炎になった原因ってありますか?(>_<) 私はストレスから自律神経が乱れて慢性膵炎になりました そうですね。このブログから慢性膵炎のことを伝えたいです! あとは、ストレスで若いひとでも慢性膵炎になる!ってことも伝えていきたいと思っています
私の場合、原因はアルコールでした。
同じくカクテル大好き、ラーメンなんか食べ歩きするほど大好きです。少しくらいなら?と思って痛い目をみたことも何回もあり正直「いい加減懲りろよʬʬʬ」と自分でも思ってしまうほどです。
しかし、アルコール飲んでなくても痛みがある時もあり「なんで!?」と思うことも多くありました。
煙草も良くないといわれ、酒か煙草どっちか辞めろと言われたら、やっぱりリスクが高いお酒を辞めることでした。
よくよく考えればストレスもあったのかもしれないですね。仕事柄責任が重くて、うつ病にもなりました。
あとは、食べ放題とか焼肉とか食べ過ぎるのもアウトです。痛みの上に吐いたりして、最悪でした。最近はキャパオーバーにならないよう気をつけてます。
重いかどうかはわからないですけど、5年目で膵石とは順調に典型的な病状進行してます。
あとは、膵管狭窄が膵頭部にあって結構膵液が流れにくいみたいです。あとは砕いた破片が急に詰まったりして、腹部の激痛はあるのにアミラーゼ値が上がってない謎です。
救急外来でいった時には医者から怪訝そうな顔されます。←かかりつけで分かってるはずなのにʬʬʬ
とにかく、痛みと不安と欲望との戦いって感じです。
りかさんの原因はアルコールだったんですか!!アルコール好きだと辛いですね(>_<) めっちゃわかりみです!わたしも何度痛い目をみたことか・・・! それも、わかります〜!きちんと食事にも気をつけてるのに「痛い」「だるい」「発熱」もあって、食事のあとに飲む慢性膵炎の薬がわたしのことを逆に具合悪くしてるんじゃ!!?と思って勝手に薬をやめたこともありましたww 薬を勝手にやめたらすぐに悪化したので、薬であそこまで調子をよくしてくれてたのか・・・!と思いましたw 半年間寝込みましたが(T_T) わ〜!!同じです、わたしもタバコ辞めました(T_T) バイキングで食べ過ぎると、お腹も背中もみぞおちも痛いし、吐くし、お腹壊すしって感じですよね! 慢性膵炎になる前はバイキングが大好きだったんですが慢性膵炎になってから「もとがとれない」「たくさん食べるの怖い」って感じであまり行ってません わたしもあります!具合悪いのにアミラーゼ値が全然普通とか。 ですよね、ですよね。その戦いめちゃわかります! りかさんの仕事も責任が重かったんですか!それで膵臓にダメージがいった感もありますよねぇ。。 あと、わたしは慢性膵炎になってから、うつ病になりました(T_T) このブログでりかさんとまこさんにコメントもらうまで、慢性膵炎の方とお話したことなかったので、ここまで共感できて、話ができることが本当に嬉しいです!!!